CTI JAPANコーチング講座の費用・期間|CPCCまでの受講順序
CTI JAPANのコーチング資格を検討すると、講座の修了とCPCC認定、さらにICFのACC・PCCが同じ経路に見えやすくなります。実際には、CTIの基礎・応用・上級コースを段階的に受講する流れと、CTIが認定するCPCC、ICFへ別途申請する個人資格を分けて理解する必要があります。
CTI JAPAN公式情報を2026年7月18日に確認すると、CPCCまでの一括掲載料金は税込1,632,400円で、上級コースには受講前の条件と約6か月の実践があります。安い入門講座を探す比較とは前提が異なります。本記事では、資格名の位置づけ、コース順序、費用、実践条件、ICF資格との違いを順に整理します。
- CPCCはCTIが認定する個人資格
- 受講は基礎、応用4コース、上級の順序
- 上級開始前に有料クライアントなどの条件あり
- ICF Level 2修了とICFのPCC取得は同じ意味ではない
- 費用は単発料金と一括掲載料金を分けて確認
CTI JAPANとCPCCの位置づけ
CTI JAPANの公式沿革では、米国のCo-Active Training Instituteから正式なライセンスを得て2000年7月に設立され、現在は株式会社ウエイクアップが運営すると説明しています。海外本社の日本支社と決めつけず、日本での提供・運営主体を公式表記で確認します。
CTI JAPANのコーチ・トレーニング公式案内では、基礎、応用、上級を通じてCo-Activeコーチングを学び、上級修了後にCTIが実施する口頭試験へ合格するとCPCCが授与されると説明しています。CPCCの正式名称はCertified Professional Co-Active Coachです。
CPCCは講座へ申し込んだ時点や、基礎コースだけを修了した時点で名乗れる資格ではありません。受講中、コース修了、CPCC認定済みをプロフィールで混同しないことが大切です。資格の発行主体もICFではなくCTIです。
Co-Activeコーチングの学習体系
公式案内では、Co-Activeコーチングをコーチとクライアントだけの関係に限定せず、上司と部下、先生と生徒、親子、同僚などの対話にも応用できるものとして説明しています。ただし、受講すれば心理、医療、法律、人事評価などの専門判断まで行えるわけではありません。実際に使う場面では、コーチングで扱う範囲と専門職へつなぐ範囲を決めます。
基礎・応用・上級の受講順序
すべての受講者が始める基礎コース
基礎コースは2.5日間で、Co-Activeモデル、基本的なコーチングとコミュニケーションを体験学習で学ぶ入口です。CTI JAPANは、過去の経験にかかわらず基礎コースから始める設計と案内しています。まずここで学び方や対話の進め方が自分の目的に合うかを確認できます。
四つのテーマを進む応用コース
応用コースは、各3日間のフルフィルメント、バランス、プロセス、シナジーの4コースです。基礎修了後に、Co-Activeコーチングの技術を段階的に体得します。興味のあるテーマだけを一つ受ける比較ではなく、CPCCを目標にする場合は上級の前提として基礎と応用をすべて修了する計画が必要です。
実践と評価を含む上級コース
上級コースは約6か月で、トレーニング、スーパービジョン、アセスメント、フィードバックを含みます。CTI JAPANのCPCC案内では、基礎・応用の計104時間に加え、上級で100時間以上のコーチング実践を積み、最後の口頭試験へ合格する流れが示されています。
上級の受講条件には、基礎・応用の全修了、有料クライアント5名以上、CPCCかつICFのPCCを持つコーチを自分につけていることが含まれます。日程だけを押さえても条件が未達なら変更が必要になる場合があります。クライアントとの契約、料金説明、守秘、記録、キャンセルの扱いを受講前から準備します。
2026年7月時点の受講料金
| 範囲 | 公式掲載料金 | 確認点 |
|---|---|---|
| 基礎コース | 税込143,000円 | 2.5日間の入口 |
| 応用コース各回 | 税込242,000円 | 4コースを段階受講 |
| 応用4コース一括 | 税込902,000円 | 申込条件と日程を確認 |
| 基礎・応用一括 | 税込943,800円 | 計5コースの掲載料金 |
| 上級コース | 税込880,000円 | 資格試験受験料を含む |
| 基礎・応用・上級一括 | 税込1,632,400円 | 計6コースの掲載料金 |
上表は2026年7月18日に公式ページで確認した税込表示です。開催回、申込方法、支払い条件、変更手数料は更新される可能性があります。単発料金の単純合計と、一括申込みの掲載料金を混ぜず、申込直前に最新ページと規約を確認してください。
基礎、応用4コース、上級をすべて個別料金で単純合計すると税込1,991,000円です。一括掲載料金との差だけで決めず、申込可能な開催回、変更条件、上級開始条件を満たせる時期も照合します。
受講料以外にも、実践相手を確保する期間、コーチを依頼する費用、通信環境、欠席や日程変更に伴う負担を見込みます。資格費用の比較方法はコーチング資格の費用と学習期間で整理しています。
CTIのLevel 2とICF資格の違い
CTI JAPANはCo-Activeコーチ・トレーニングがICFのLevel 2認定を受けていると案内しています。Level 2は教育プログラムに対する認定で、CPCCはCTIが授与する個人資格です。ICFのPCCはICFへ申請し、審査と試験を経て取得する別の個人資格です。
ICFの現行Credentialing Pathsでは、Level 2修了者がPCCへ申請する場合も、500時間以上のコーチング経験、そのうち450時間以上の有料経験、25名以上のクライアント、直近18か月の50時間以上、ICF Credentialing Examなどが必要です。Level 2修了により教育、メンターコーチング、実技評価の要件を満たす経路は簡潔になりますが、CPCC取得だけでPCCが自動付与されるわけではありません。
ICF資格を同時に検討する方はICFのACC・PCC・MCC取得ルートも確認し、教育修了証、経験時間、申請費、試験を別々に管理してください。CPCCの詳しい位置づけはCPCCの認定ルートと確認項目で補足しています。
CTIを比較する六つの判断軸
- Co-Activeの体験学習が目的に合うか
- 基礎から上級までの順序と開催日程
- 一括料金と追加費用を含む予算
- 有料クライアント5名と実践100時間以上の準備
- CPCCとICF資格を分けた取得計画
- 仕事、家庭、実践を両立する時間
知名度や「世界基準」という言葉だけで選ばず、学習方法、実践量、総費用、使う場面を同じ表で比較します。短期間の職場研修で傾聴を学びたい人と、外部クライアントへ継続的にコーチングを提供したい人では、必要な深さが違います。複数スクールの比較はコーチング資格・スクールの目的別比較も参照してください。
申込み前に公式資料へ戻す項目
申込み前には、受講する開催回、オンラインか対面か、欠席時の扱い、日程変更、返金、上級の開始条件、料金に含まれる範囲を公式ページと申込規約へ戻します。説明会で聞いた内容も、日付、質問、回答、参照ページを短く残すと後で照合しやすくなります。
実技評価やオンライン環境の比較はオンライン講座の実技確認、資格選び全体の順序はコーチング資格の選び方にまとめています。資料請求の前に、自分が資格取得後に誰へ、どの範囲で、どの頻度で対話を提供したいかを一文にします。
CTIとCPCCでよく迷う点
基礎コースだけの受講
基礎コースは単独で受講できますが、修了だけでCPCCを取得したことにはなりません。Co-Activeの学び方との相性を確かめ、応用以降へ進むかを判断する入口として位置づけます。
CPCC取得までの期間
上級だけで約6か月ですが、その前に基礎・応用の修了と上級受講条件を満たす必要があります。固定の最短年数を断定せず、開催日程、有料クライアントの確保、100時間以上の実践、試験準備を含めて自分の予定を作ります。
CPCC取得後のICF PCC申請
Level 2の教育修了はPCC申請経路の一部を満たしますが、ICFが定める経験時間、クライアント数、直近経験、申請、試験は別途必要です。CTIとICFの最新案内を申請時点で照合します。
教育訓練給付制度の対象外
CTI JAPAN公式FAQは、コーチ・トレーニングが教育訓練給付制度の対象ではないと案内しています。古い紹介記事や他スクールの指定講座と混同せず、給付を前提に資金計画を作らないようにします。
CPCCまでの条件を見通した受講判断
CTI JAPANのコーチング資格は、基礎だけの短期学習と、CPCCまでの専門的な経路を分けて検討することが大切です。CPCCを目指すなら、基礎、応用4コース、上級、口頭試験に加え、有料クライアント、実践時間、自分につけるコーチ、総費用を先に確認します。ICFのPCCも視野に入れる場合は、Level 2修了と個人資格申請を混同せず、経験要件と試験を別に管理すると、申込み後の行き違いを減らせます。

