CPCCとは|CTI認定資格の取得条件とICF資格との違い
CPCCについて調べると、CTI JAPANの講座名、Co-Activeコーチング、ICFのACC・PCCが一緒に出てきます。どれもコーチングに関係しますが、同じ資格ではありません。CPCCはCTIが認定する個人資格であり、基礎コースだけの修了証や、ICFが認定するACC・PCCとは区別して理解する必要があります。
本記事では、CTI JAPANの公式案内を2026年7月26日に確認し、CPCC取得までの順序、上級コースの条件、公式掲載料金、ICF資格との関係を整理します。古い費用相場や「受講すればPCCも自動取得できる」といった誤解を避け、申込み前に何を照合すべきかが分かる構成です。
- CPCCはCTIが授与する認定資格
- 基礎、応用4コース、上級、口頭試験の順で進む
- 上級では有料クライアントと実践時間の条件がある
- CPCCとICFのACC・PCCは別の個人資格
- 費用と受講条件は申込み直前に公式ページで再確認
CPCCの意味と認定主体
CPCCはCertified Professional Co-Active Coachの略称です。CTI JAPANのCPCC公式案内は、CPCCをCTIが認定する資格と説明しています。資格を持つ人をCPCCと呼ぶ場合もあります。
CTI JAPANで学ぶ中心はCo-Activeコーチングです。講座を受け始めた段階、基礎を修了した段階、基礎と応用を修了した段階、上級と試験まで終えてCPCCに認定された段階は、それぞれ異なります。プロフィールや社内経歴へ記載するときは、受講中、修了、認定取得を混同しないことが大切です。
CPCCは国家資格ではなく、ICFが直接授与する資格でもありません。CTIの学習体系と認定を示す資格です。資格の種類全体を比較したい方はコーチング資格の種類と認定の違いも確認すると、民間資格、教育プログラム認定、個人資格の区別がしやすくなります。
CPCC取得までの四段階
すべての土台になる基礎コース
CTI JAPANのコーチ・トレーニング公式ページでは、最初に2.5日間の基礎コースを受講する流れを示しています。Co-Activeモデル、コーチングの基本、コミュニケーションを体験し、この学び方が自分の目的に合うかを確かめる入口です。
四つのテーマを学ぶ応用コース
基礎修了後は、フルフィルメント、バランス、プロセス、シナジーの応用4コースへ進みます。各コースは3日間です。CPCCを目標にする場合は、関心のある1コースだけで終えるのではなく、上級へ進む前に基礎と応用をすべて修了する計画を立てます。
実践条件を伴う上級コース
上級コースは約6か月です。公式案内では、受講前に基礎・応用をすべて修了し、有料クライアントを5名以上持ち、自分自身にもCPCCかつICFのPCC以上を持つコーチをつけることが条件とされています。上級期間中はコーチングを実践し、資格試験までに計100時間が求められます。
日程だけでなく、クライアントとの合意、料金、守秘、記録、キャンセル、継続セッションの管理まで準備する必要があります。まだ実践相手を確保していない場合は、上級開始日から逆算し、人数と時間を無理なく満たせるかを確認します。
上級修了後の口頭試験
上級コースを修了しただけで自動的にCPCCになるわけではありません。CTIが実施する口頭試験へ合格するとCPCCが授与されます。受講、修了、認定の三つを分けて把握すると、資格取得までの進捗を正確に管理できます。
2026年7月時点の総額確認
CTI JAPAN公式ページを2026年7月26日に確認すると、基礎・応用・上級の計6コース一括掲載料金は税込1,632,400円です。これはCPCCまでの学習計画を考えるための目安で、開催回、申込方法、支払時期、変更条件は更新される可能性があります。コース別料金と一括料金の違いはCTI JAPANのコーチング資格と受講順序へ集約しているため、契約前は同記事と公式ページを照合してください。
CTI JAPAN公式FAQは、コーチ・トレーニングが教育訓練給付制度の対象ではないと案内しています。古い紹介記事や別スクールの指定講座と混同せず、給付を見込まない資金計画を作る必要があります。資格費用の比較軸はコーチング資格の費用と学習期間で詳しく整理しています。
CTI・Co-Active・CPCC・ICFの区別
| 名称 | 位置づけ | 誤解しやすい点 |
|---|---|---|
| CTI | Co-Activeコーチングの教育と認定を提供する組織 | 資格名そのものではない |
| Co-Active | CTIのコーチングモデルと学習体系 | 受講しただけでCPCCとは名乗れない |
| CPCC | CTIが授与する個人の認定資格 | ICF資格とは別 |
| ICF Level 2 | ICFによる教育プログラムの認定区分 | 個人のPCC資格ではない |
| ICF ACC・PCC | ICFが審査し授与する個人資格 | CPCC取得だけで自動付与されない |
CTI JAPANは、コーチ・トレーニング・プログラムがICFのLevel 2認定を受けていると説明しています。Level 2は教育プログラムに対する認定です。CPCC取得の過程に教育時間、メンターコーチング、実技評価が含まれていても、ICFのACCやPCCを名乗るには、ICFの現行要件に沿って経験を記録し、別途申請と試験を行う必要があります。
ICF資格も検討する場合は、CTI側の修了証や実践記録と、ICF側の申請要件を別々に管理します。ICFの資格段階はICFのACC・PCC・MCC取得ルートで確認できます。CTI JAPANの講座構成や日程を中心に比較したい方はCTI JAPANのコーチング資格と受講順序を参照してください。
CPCCを選ぶ前の比較軸
学び方との相性
資格名の知名度だけでなく、体験学習を中心とする進め方が自分に合うかを基礎コースで確かめます。社内の面談へ一部を生かしたい人と、外部クライアントへ継続的にコーチングを提供したい人では、必要な学習範囲が違います。
実践時間とクライアント確保
上級へ進むには、講義へ出席する時間だけでなく、有料クライアントを持ち、実践を継続する準備が要ります。資格取得後に活動する場が決まっていない場合も、誰にどの範囲で提供するか、契約や守秘をどう説明するかを先に考えます。
総費用と追加負担
受講料だけでなく、自分につけるコーチの費用、実践環境、通信や移動、日程変更の可能性を見積もります。「安いか高いか」だけでなく、何を学び、どこまで認定を目指し、取得後にどう使うかを同じ表で比べると判断しやすくなります。
CPCCのよくある確認事項
未経験からの開始
学習は基礎コースから始まります。ただしCPCC認定まで進むには、応用4コース、上級の受講条件、100時間の実践、口頭試験があります。最初から全過程を一度に決めず、基礎で学習方法との相性を確かめる選択もできます。
CPCC取得までの期間
上級コースだけで約6か月ですが、その前に基礎と応用の修了、上級受講条件の充足が必要です。固定の最短期間を断定せず、開催日、実践相手、100時間の記録、試験準備を含めて自分の予定を作ります。
ICF資格との同時取得
CPCCとICF資格は別です。CTIのLevel 2プログラムを修了した経路をICF申請へ活用できますが、ICFが求める経験記録、申請、試験などは別途確認します。CPCCの認定証とICFの資格名を同じものとしてプロフィールへ記載しないようにします。
取得後の活動範囲
CPCCはコーチングの専門的な学習と認定を示しますが、取得だけで案件、収入、昇進が保証されるわけではありません。医療、心理、法律、税務、人事評価などの専門判断を代替する資格でもありません。対象者、契約、守秘、紹介先、扱わない範囲を明確にしたうえで活動します。
公式情報を基準にした取得判断
CPCCを検討するときは、資格名だけでなく、基礎・応用・上級・口頭試験の順序、有料クライアントと実践時間、公式掲載料金、ICF資格との違いを一つずつ確認します。古い相場、給付制度、最短期間、収入例を前提にせず、申込み直前のCTI JAPAN公式ページへ戻ることが重要です。

