ICFコーチング資格の費用|ACC・PCC・MCC申請料

ICFのACC・PCC・MCCを取るために必要な費用は、ICFへ支払う申請料だけではありません。コーチング教育、メンターコーチング、実技評価などにかかる費用と、資格取得後の更新料も分けて考える必要があります。

このページでは、2026年9月10日にICF公式サイトで確かめた申請料と更新料を掲載します。教育プログラムの受講料は提供機関ごとに異なるため、根拠のない「総額相場」は示しません。

ICF資格で支払う費用の全体像

  • コーチング教育の受講料
  • メンターコーチングの費用
  • 実技評価や録音・文字起こしにかかる費用
  • ICFへの資格申請料
  • ICF会員になる場合の年会費
  • 3年ごとの資格更新料と継続学習の費用

ICF公式の料金表で共通して比べられるのは、主に資格申請料と更新料です。教育プログラムの受講料やメンターコーチング費はICFが一律に定めていないため、候補となる提供機関の料金表で別に確かめます。

ACC・PCC・MCCの申請料比較

ICF公式の「ICF Credentialing Paths | Start Your Certification Journey」では、取得する資格、申請経路、会員区分ごとに申請料が分かれています。金額はすべて米ドルです。

資格・申請経路ICF会員非会員
ACC Level 1 / Level 2175米ドル325米ドル
ACC Portfolio475米ドル625米ドル
PCC Level 2375米ドル525米ドル
PCC Portfolio750米ドル900米ドル
MCC Level 3675米ドル825米ドル
MCC Portfolio675米ドル825米ドル
出典: ICF公式「ICF Credentialing Paths | Start Your Certification Journey」(2026年9月10日確認)

Level 1・Level 2・Level 3は、該当するICF認定教育プログラムを修了した人向けの経路です。Portfolioは、複数の教育や非認定プログラムを組み合わせて要件を示す経路です。過去のACTPやACSTHを修了した人には別の案内があるため、申請前にICFのCredential Path Surveyで自分の経路を確かめてください。

申請料だけでは決まらない取得費用

ACCは60時間以上、PCCは125時間以上、MCCは200時間以上のコーチング教育が必要です。さらに、ACCは100時間以上、PCCは500時間以上、MCCは2,500時間以上のコーチング経験など、資格ごとに条件があります。詳しい要件はICF個人資格の取得条件で整理しています。

教育プログラムの受講料だけを見て総額を決めると、メンターコーチング、実技評価、再評価、文字起こし、資格申請が別料金だった場合に予算が変わります。見積もりでは、次の項目を同じ通貨と同じ確認日でそろえると比較しやすくなります。

  1. 必修の教育プログラム費
  2. 教材費と欠席時の振替費
  3. メンターコーチング費
  4. 実技評価費と再評価費
  5. ICFへの申請料
  6. 為替換算とカード会社などの手数料

ICF会員費を含めた比較

ICF公式の「ICF Individual Membership | Become a Coaching Member Today」では、個人会員の年会費を270米ドルと案内しています。資格申請料の会員価格と非会員価格の差は、上の6経路ではいずれも150米ドルです。

申請料の割引だけを比べると、年会費270米ドルの方が差額150米ドルより120米ドル高くなります。会員になるかどうかは、申請料だけでなく、会員向けの学習機会や活動内容も含めて判断する必要があります。ICF会員でなくても、要件を満たせば資格申請は可能です。

取得後の更新料と継続学習

ACC・PCC・MCCの資格は3年ごとの更新です。ICF公式の「Renew Your ICF Credential | Stay Certified」では、3資格の更新料を会員175米ドル、非会員275米ドルとしています。

更新対象ICF会員非会員
ACC・PCC・MCC175米ドル275米ドル
出典: ICF公式「Renew Your ICF Credential | Stay Certified」(2026年9月10日確認)

更新時には料金のほか、継続コーチ教育(CCE)の要件もあります。受講する講座によって別途費用がかかるため、取得時の予算だけでなく、3年間に必要な学習費も見込んでおきます。

教育プログラム費用の比べ方

教育プログラムを比べるときは、同じ「ACC対応」でも含まれる内容をそろえて見ます。受講料が安くても、メンターコーチングや実技評価が別料金なら、申請までの合計は逆転することがあります。

  • 修了できるICF認定レベル
  • ライブ授業と自己学習の時間
  • メンターコーチングの有無
  • 実技評価と再評価の料金
  • オンライン・対面の受講場所
  • 修了後に必要な追加手続き

国内で受けられる講座は、コーチング資格比較データベースと各提供機関の公式料金表を併せてご覧ください。費用項目の読み方はコーチング資格の費用と期間で説明しています。

申し込み前の確認事項

  • 自分が使える申請経路
  • 申請時点の会員資格
  • 教育プログラム費に含まれる範囲
  • 再評価や再受験が必要な場合の追加費用
  • 米ドル決済時の換算額と手数料
  • 取得後3年間の継続学習費

ICF資格の費用を正確に出すには、資格申請料だけでなく、教育から更新までを一つの表にまとめる必要があります。まず申請経路を決め、その経路に必要な教育と評価を提供機関の公式情報で確かめると、抜けの少ない見積もりになります。

出典