ACC試験の日本語対応|筆記試験と録音審査の言語条件
ICFのACC Exam(筆記試験)は日本語で受験できます。ただし、筆記試験、実際のコーチングを評価する実技審査、オンライン受験中の監督者とのやり取りでは、使える言語が異なります。日本語の試験を選べることだけで、申請から受験まで英語が不要とは判断できません。以下は2026年10月4日に確認した条件です。
日本語の筆記試験と録音審査は、言語条件が異なる
| 確認する点 | ACC Exam(筆記試験) | ACCの実技評価 |
|---|---|---|
| 評価する内容 | コーチングの知識、倫理、境界、手法 | 実際のコーチングで発揮する技能 |
| 方法 | コンピューターで選択式の問題に回答 | 申請経路により、教育プログラム内での評価または録音審査 |
| 日本語を使う場合 | 受験予約時に日本語を選択 | ICFへ日本語の録音を提出する場合、日本語の文字起こしと、その英訳が必要 |
筆記試験の日本語対応は、ICF公式のACC Exam案内に掲載されています。録音の言語と翻訳の条件は、ACCの実技評価の案内に記載されています。実技評価では通訳者の使用は認められていません。
録音をICFへ提出するかは、申請経路で変わる
ACCのLevel 1・Level 2 Pathでは、実技評価が教育プログラムに含まれています。ACC申請時に、追加の実技評価資料をICFへ提出する必要はありません。実技評価そのものがなくなるわけではないので、講座内での評価方法と言語は受講先に確かめてください。
現在のPortfolio Pathでは、ACCの申請とともに、コーチングセッションの録音と文字起こしを提出します。申請経路ごとの要件は、ACC・PCC・MCCの取得条件と申請経路にまとめています。教育や実践の記録を整理する段階なら、ACC申請に向けた教育時間と実績記録も参考になります。
ICFは、2027年4月1日以降の申請から、ACC・PCCのPortfolio Pathの実技評価を、強化されたメンターコーチングに置き換えると発表しています。メンターの要件には2027年1月1日からの変更もあります。申請が翌年になる人は、現在の録音提出条件だけで準備を決めず、ICFの制度変更の案内も読んでください。
オンライン受験の監督者は英語で対応する
ACC Examは、Pearson VUEのテストセンターまたはオンラインのOnVUEで受けられます。ACC申請の審査を経て、受験資格が認められた後に予約へ進みます。ICFの受験予約の案内によると、オンラインの監督者が対応する言語は英語のみです。受験中にマイクやチャットで連絡が入ることもあります。
問題を日本語で読めても、監督者との連絡には英語を使います。オンラインを予約したら、確認メールにあるチェックイン手順と技術要件を読み、受験する端末で事前のシステムテストを済ませてください。
時間延長や言語支援には条件がある
英語を第二言語として受験する人の30分の自動延長は、「自分の第一言語で試験が提供されていないこと」と「英語を主に使わない国に住んでいること」の両方を満たす場合の制度です。ACC Examには日本語版があるため、第一言語が日本語という理由だけで、この延長の対象になるとはいえません。
辞書や翻訳サービスなどの言語支援にも利用条件があります。ICFは、英語が第一言語ではなく、自分の第一言語での支援が利用できない受験者を対象としています。必要な人は、言語支援の申請フォームを受験予約の前に提出します。予約済みの試験に、あとから言語支援を追加することはできません。

